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年金受給者が借入できる可能性の高い融資6つを解説

年金だけで生活していくのが難しい場合は、お金を借りるのもひとつの手段です。しかし、定年後にお金を借りるのは難しいと思っている方がたくさんいらっしゃると思います。

実はあまり心配する必要はありません。高齢者でも利用できるローン商品は実際に存在しています。

本記事では、高齢者が利用できるローン商品や、借り入れを検討する際の注意点について詳しくご紹介します。

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高齢者でも借りれる融資

年齢を重ねると、予期しない出費が増えることがあります。例えば、病気による長期入院、孫の教育費、または急な収入減少など、年金だけでは対応が難しい状況に陥ることもあるでしょう。

70歳以上の高齢者でも、条件を満たせばお金を借りることは可能です。ただし、年齢や返済能力に応じて利用できる融資には限りがあることが多く、審査基準も厳しくなります。利用できる融資方法には以下のものがあります。

消費者金融系カードローン

消費者金融会社の一部では、70代以上の高齢者にもカードローンを提供しているところがあります。収入が年金のみの場合でも、安定した収入とみなされ、審査を通過できる可能性があります。ただし、融資限度額が低く設定されることが多く、金利が高い場合もあるため、慎重な利用が求められます。

銀行系カードローン

銀行の中には、シニア向けのローンサービスを提供しているところもあります。消費者金融よりも比較的低金利で利用できる点が魅力です。しかし、消費者金融と比べて審査基準が厳しい傾向があります。また、年齢制限が設定されている場合が多く、例えば、満75歳までの申し込みが可能といった制約があることが一般的です。

医療費・介護費用ローン

高齢者向けの特化したローンとして、医療費や介護費用をカバーする目的で利用できるローンがあります。これらは特定の目的に使用されるため、通常のカードローンよりも金利が低い場合があります。

生命保険の契約者貸付

生命保険をかけている人は、「契約者貸付」を利用することができます。 これは、生命保険の解約返戻金の範囲内でお金を借りられる制度です。保険を解約することなく、手軽にお金を借りられる点が魅力で、比較的金利が低いのも特徴です。一方、解約返戻金よりも借入総額が上回る場合、契約が失効することがあります。 保険料の他に、複利の利息をつけてお金を返済する必要があるため、毎月の負担がやや大きいことに留意しましょう。

リバースモーゲージ

住宅や土地を所有している方は、「リバースモーゲージ」という仕組みを利用して、定期的に借り入れが可能です。この制度は、住宅や土地を担保にして、所有者がその価値に応じた資金を定期的に借り入れることができるものです。借入金は基本的に返済不要で、利用者が亡くなった後、担保となる不動産を売却して一括返済が行われるため、高齢者の方が生活資金を確保する手段として利用されています。

質屋で融資を受ける

質屋には物品を担保にしてお金を借りる「質入れ」という方法があります。貴金属やブランド品、電化製品など、さまざまな物品を預けることで、買取価格の7〜8割まで融資を受けることができます。

返済ができなくなった場合も、担保を売却することで返済が可能なため、審査が不要で年金受給者も利用できます。また、質屋では即日融資が可能で、物品を預けるだけでその日のうちにお金を借りることができるのが大きな利点です。

ただし、適用される利率は月利0.95%〜8%と高めで、利息が増えやすい点には注意が必要です。たとえば、5万円を1ヶ月借りると最大で4,000円の利息がかかることがあります。そのため、質屋で融資を受ける際は、なるべく少額を借りて早めに返済することを心がけると良いでしょう。

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借入時に注意すること

  • 年齢制限: 多くのカードローンには年齢制限が設けられており、上限が75歳や80歳などに設定されていることが多いです。
  • 収入証明: 年金受給証明書が収入証明として認められる場合がありますが、年金の額や返済能力が厳しく審査されることになります。
  • 返済能力: 高齢者の場合、返済期間が短く設定されることがあり、無理のない返済計画が重要です。
  • 高齢者を狙った犯罪: ローンを利用する際には、詐欺などの犯罪に巻き込まれないよう十分に注意が必要です。特に「審査なしで借りられる」といった甘い言葉に惑わされないようにしましょう。また、既に終了した年金担保貸付制度を装って不正に口座から資金を引き出す詐欺の被害が後を絶たないことも問題です。

条件が良すぎる融資の話や、しつこい勧誘を受けた場合は、即決せずに一旦立ち止まり、その話に犯罪のリスクがないか慎重に検討することが重要です。不安を感じたら、家族や地域の相談員に必ず相談してください。




  • この記事を書いた人
ナビゲ管理者RUI

RUI

好奇心旺盛・猫びいきなアラフォー世代。 毎日の生活から将来のことまで色々と調べたり、書いたりすること、そして読書が趣味です。 普段は主婦兼ライター、そしてミニマルに暮らすことをライフスタイルとしています。

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