65歳以上でも仕事は見つけれる?
昨今では退職後に続けて仕事をしたい、という高齢者の方も増えてきています。
中高年でも仕事はあるのか?特に65歳以上は無理?雇ってもらえるのか?と不安になる方も多いでしょう。
でも諦めないでください!
65歳以上でもコツさえつかめば雇用の機会がぐっと上がります。
本記事では中高年の方が仕事を見つける際のコツや、必要とされている職種、仕事が見つからない時にはどうするかなどを解説していきます。
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シニア求人広告:チェックポイント7つ
シニアが求人広告を見る際に注意すべきポイントは、年齢や体力に合った仕事を見つけるために重要です。以下の点に注目すると、より適した職を見つけやすくなります。
1. 仕事内容と体力の確認
シニアに適した仕事は、過度な体力を要求しないものが理想的です。業務内容が肉体的に無理なくこなせるか、長時間労働や夜間勤務が含まれていないかを確認しましょう。
2. 勤務時間の柔軟性
パートタイムや短時間勤務など、柔軟な働き方ができるかどうかを確認することも大切です。シニア向けの求人は、ライフスタイルに合わせて調整できる勤務形態を提供していることが多いです。
3. 年齢に関する条件
年齢制限が明確に示されているか、年齢に関係なく応募できるかを確認しましょう。年齢差別にあたる表現がないか、適切な求人かどうか見極めることが重要です。
4. 福利厚生とサポート体制
健康保険や年金など、福利厚生が整っているか、シニア向けのサポート体制が整備されているかも確認しましょう。特に、定年後に社会保険などがどうなるかを考慮する必要があります。
5. 通勤距離とアクセスの確認
長距離通勤が負担にならないよう、職場までの距離や交通手段を考慮しましょう。自宅から通いやすい勤務地かどうかも重要です。
6. シニア向けの求人かどうか
「シニア歓迎」「中高年歓迎」など、シニアをターゲットにした求人かどうかを確認しましょう。これにより、応募時の心配が減り、自分に合った職場環境を見つけやすくなります。
7. 仕事の安定性と雇用形態
短期契約やアルバイト、契約社員など、雇用形態を確認して、安定した収入が得られるかどうかを考慮しましょう。
これらの点を押さえながら求人広告を見ると、シニアにとって無理なく働ける仕事を見つけやすくなります。
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65歳以上の人が仕事を探す際のコツ10選
1.仕事や職種を柔軟に考える
中高年の人が仕事を探す際に、自分の希望する条件に固執する方がいます。しかし、固執すればするほど職の範囲は狭まる傾向に。仕事や職種は柔軟に考えることを心がけましょう。
65歳以上の求職者にとって、フルタイムの仕事は負担が大きいかもしれません。そのため、パートタイムや契約社員、短期の仕事など、柔軟な働き方を選ぶことで、無理なく働き続けることができます。最近では、テレワークやリモートワークが増えており、自宅でできる仕事も増えています。
2. 自分自身の技術を磨く
仕事を探す際には、自分自身をアップデート、スキルアップすることが重要です。新しい技術を身につけたり、専門知識を深めたりすることが出来れば、自分自身の価値を高め、ほかの人と差をつけることができますよね。独学やスクールなどを活用するのもおすすめです。
3. ネットワークを広げる
自分が所属する団体やコミュニティなどで、仕事の情報を収集しましょう。最近ではSNSや求人サイトを活用して、仕事の情報を得ることもできます。高齢者は年齢層が近い仲間や知人から、アルバイトの情報を得ることができます。自治会や老人クラブなどで、アルバイトの情報交換会を行うことも一つの手です。
4. 自分のスキルをアピールする
これまでのキャリアで培った専門知識や人脈は、他の求職者にはない強みです。これらのスキルを活かせる職種や業界を探し、自分の強みを最大限にアピールできるような仕事を選ぶと良いでしょう。
5. 自分の強みやスキルを明確にする
65歳以上の人は、長年の経験や知識を持っていることが多いため、それらを活かすことができる仕事を探しましょう。自分が得意なことや興味を持っていることを考え、それを生かせる仕事を探すことが大切です。
6. ネットや求人誌、人材紹介会社などを活用する
仕事を探す際には、インターネットや求人誌、人材紹介会社などを活用することが重要です。特にネット上の求人情報サイトでは、年齢制限が設けられていない求人も多数ありますので、積極的にチェックしましょう。
シニア専門の求人サイト、情報サイトを利用する
最近では、シニア専門の求人サイトがあります。ハローワークなどの公的機関もシニア向けの就職支援を行っているため、積極的に利用するのもおすすめです。特に、シニア専用の求人サイトや転職エージェントは、年齢に配慮した求人情報を提供していることが多く、自分の年齢から仕事情報を絞ることができます。
7. 自己PRの重要性を理解する
仕事を探す際には、自分自身をアピールしましょう。自己アピールをうまく行うためには、自分自身のスキルや経験をわかりやすくまとめることが大切です。アピールする際には、自分の強みや長所をしっかりと伝えることが重要です。
8. 週3日など、自分に合った働き方を探す
フルタイムで働くのが難しい場合でも、週3日程度の短時間勤務や、シフト制の仕事を探すこともできます。自分に合った働き方を探してみましょう。
9. 業界や職種にこだわらない
自分が興味を持つ業界や職種にこだわらず、広く仕事情報を探しましょう。新しい分野に挑戦することで、新たなスキルや知識を身につけることができます。ファストフード店やコンビニエンスストア、スーパーなどでのアルバイトは、高齢者にも比較的求人が多い職種です。これらのアルバイトは、短時間勤務や週末だけの勤務、扶養控除内での勤務など、高齢者が働きやすい条件が揃っていることが多いため、お勧めです。
健康を第一に
最後に、健康管理を怠らないことが大切です。仕事を続けるためには、体力や健康を維持することが不可欠です。適度な運動やバランスの取れた食事を心がけ、ストレスを溜めないようにすることが、長く働き続けるための秘訣です。
75歳以上でも働ける職場や職種はある?
高齢化が進む中、シニア層の豊富な経験や知識を活かした雇用の機会が増えており、75歳以上でも働ける職種は徐々に広がっています。
- 清掃業務 ビルやオフィス、公共施設などの清掃業務は、75歳以上の方でも働きやすい職種です。清掃の仕事は比較的体力を使いますが、決まった時間内で働けるため、体調に合わせた働き方が可能です。
- 警備業務 施設や駐車場の警備員の仕事も、シニア層に人気があります。夜間の勤務や長時間の立ち仕事が求められることもありますが、企業によっては軽作業のみの警備もあり、高齢者でも対応できる職場があります。
- 軽作業 工場や倉庫での軽作業は、体を動かすのが好きな方に向いています。製品の検品や梱包、仕分け作業など、比較的簡単な作業が多いため、75歳以上でも無理なく働けることが特徴です。
- 農業・園芸 地方では、農業や園芸の仕事がシニア層に人気です。農作業は体を動かす仕事ですが、自然の中での仕事を楽しむことができ、時間に融通がきく場合も多いです。特に、自営や地域の共同作業として行われる農業では、年齢に関係なく働ける環境があります。
- 教育・講師 専門知識や豊富な経験を活かして、講師や教育関連の仕事に就くことも可能です。特に、地域のシニア向けの講座や、若年層に向けた人生経験を伝える講師としての活動が増えています。
- 事務補助 企業や団体の事務補助業務は、パソコンスキルがあれば75歳以上でも可能な職種です。文書整理や電話応対、データ入力など、比較的軽い事務作業を行うことができ、シニア層が活躍しています。
- ボランティア活動 直接的な収入にはつながりませんが、ボランティア活動もシニア層が積極的に参加している分野です。地域社会への貢献を目的とした活動を通じて、やりがいを感じながら働くことができます。
これらの職種は、企業や地域社会がシニア層の労働力を重要視していることを反映しており、特に体力や健康状態に応じた働き方が求められます。また、政府や自治体が推進する「高齢者活躍支援」などのプログラムもあり、75歳以上でも働ける環境が整いつつあります。
なかなか仕事が見つからない時にすべきこと5選
高齢者で仕事がなかなか見つからないときは、以下のような方法を試してみることができます。
1.履歴書や職務経歴書を見直す
履歴書や職務経歴書を見直し、書き方や内容に改善の余地がある場合は修正しましょう。自分の経験やスキルをアピールできるように記載することも大事なポイントです。
2. 自分の強みやスキルを見直す
自分が持っている強みやスキルを見直して、それを活かせる仕事や業界を探してみましょう。新たにスキルを身につけるために、習い事や資格取得などの勉強をすることも考えてみてください。
3. ハローワークや求人サイトを利用する
ハローワークや求人サイトなど、多くの求人情報を掲載している場所を利用して、積極的に求人情報を収集しましょう。インターネットが苦手な人はハローワークに直接出向き、職業相談窓口に相談することもできます。
4. 人脈を広げる
友人や知人、先輩や後輩など、自分の周りの人たちに自分が求職していることを伝え、仕事情報を得ることもできます。仕事に関する講座やイベントに参加することも人脈を広げるために有効です。
5. 一時的にボランティアやインターンをする
仕事がなかなか見つからない場合は、一時的にボランティアやインターンなどの活動をしてみるのもおすすめです。新たな人脈を広げたり、スキルを身につけたりすることもできます。
シニアが仕事を続けるメリット5つ
- 収入の確保:定年退職後も働くことで、生活費の負担を軽減することができます。
- 健康の維持・向上:身体的・精神的な活動量が増え、健康の維持・向上につながります。社会との繋がりを保ち、孤独感やストレスを軽減することもできるでしょう。
- 能力の維持・向上:自分のスキルや能力を維持・向上させることができます。新しいことにチャレンジすることで、自己成長や達成感を感じることもできます。
- 社会貢献感:社会に貢献しているという意識を持つことができます。自分の経験や知識を活かして、後輩や若い世代にアドバイスをしたり、指導をすることで、社会的評価を得ることもできます。
- 退屈から抜け出せる:家で過ごす時間が減り、日々の生活に刺激が加わるため、退屈から解放されます。同僚や仕事仲間とのコミュニケーションや交流があり、生活の質を向上させることもできますね。
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