バタバタと忙しい朝。料理する時間はないけれど栄養のある朝食は食べたい!そんな方は多いのではないでしょうか?朝食は1日の活力を作るためにとても大切です。そこでおすすめしたいのが「味噌玉」です。
味噌玉があれば、お湯を入れるだけですぐにお味噌汁が飲めます。手軽に栄養がとれて体が温まり、元気に1日をスタートできますよ!今回はそんな味噌玉の魅力や作り方をお伝えします。
味噌玉を作って楽々朝ごはん!
バタバタな朝におすすめ!味噌玉とは?
味噌玉って?
味噌玉とは、味噌と具材をお団子のように丸めて作る、自家製の即席お味噌汁です。お味噌汁1杯分をラップで丸め、冷凍保存しておくのが一般的です。
健康的で時短になると近年話題になり、書籍なども出版されています。
忙しい朝や自炊が苦手な人におすすめ
味噌玉の魅力は、簡単かつ時短ができることです。健康に良いお味噌汁ですが、毎食作るのは少し面倒。お湯を沸かし、具材を切り、出汁や味噌を溶かして…など意外と工程が多く、作らない方も多いのではないでしょうか。
味噌玉は何杯分かまとめて作るうえ、鍋や包丁もほとんどいりません。調理に時間をかけたくない人や料理が苦手な人にピッタリです。
コロンと可愛く、気分も上がる
インスタグラムなどのSNSでは、可愛らしい味噌玉の写真がたくさんシェアされています。野菜の緑色や、カラフルな乾燥麩で自由に彩れば、まるでお菓子のような姿です。冷凍庫から取り出すときに気分が上がりますので、ぜひフォトジェニックな味噌玉を作って楽しんでみてください。
基本の味噌玉の作り方
お味噌汁1杯分を作るのに必要な、基本の材料は以下です。
- 味噌(大さじ1ほど)
- だしの素(だし入り味噌であれば不要)
- 具材(適量)
- ラップや輪ゴム
味噌にだしの素や具材を合わせ、よく混ぜます。ラップを使って丸め、茶巾絞りのようにラップの上をひねるか、輪ゴムで留めれば完成です。
飲むときは、お椀に出して熱湯をかけ、少し混ぜれば完成です。
味噌玉に向いている食材や保存方法は?
味噌玉に向いている食材
味噌玉に向いている食材のポイントは2点あります。
ポイント
- 冷凍に向いている
- 煮込む時間がいらない
乾物や葉物野菜など、冷凍に向いているものは冷凍しても食感が劣化しないので、美味しく食べられます。また、それらはお湯をかけるだけですぐに食べられるので、味噌玉にぴったりの食材です。
味噌玉に向いていない食材
逆に、冷凍に向かず、煮込む時間が必要な食材は味噌玉に向いていません。例えば、ニンジンやじゃがいもなどは、冷凍すると水分が抜けてスポンジのようになってしまいます。さらに、お湯を注ぐだけでは火が通らないため、味噌玉には向いていません。豆腐も冷凍すると食感が大幅に変わってしまうため控えましょう。
冷凍庫で1ヶ月程度保存できる
冷蔵で1週間、冷凍で1ヶ月ほど保存が可能です。
味噌は冷凍しても完全には凍りません。そのため、他の食材の下敷きになって潰れたり、ラップが破れないよう収納方法には注意してくださいね!
誰でもできる!筆者のおすすめ味噌玉レシピ
乾燥わかめ+ネギ
これぞ王道、のわかめとネギですが、具材が小さいので混ぜやすく、まとまりも良い味噌玉ができます。そのため、初めての味噌玉作りにもおすすめです。
筆者はこれを一度にたくさん作っておき、時間がある朝はこれにミョウガを足したり、乾燥麩を浮かべるなどアレンジしています。飽きずに毎日楽しむことができますよ!
乾燥麩+とろろ昆布
フォトジェニックで、可愛らしい一品を作りたい時は、カラフルな手まり麩や花麩を使うと華やかです。とろろ昆布を一緒に混ぜることで、味に深みが出ますし、香りや栄養価もグッと上がります。
乾燥麩は味噌に混ぜ込んでも良いですが、丸めた味噌玉の外側につけるとより可愛らしくなりますよ!
油揚げ+乾燥野菜ミックス
なるべくたくさん栄養を摂りたい方におすすめのレシピです。乾燥野菜ミックスはスーパーで「お味噌汁の具」や「ラーメンの具」などの名称で売られていることが多いです。キャベツやニンジンなど、多様な野菜が入っているため、朝食でなかなか摂れない野菜も手軽に食べられます。また、油揚げの油分がお湯に溶けることで、コクが出て食べ応えと美味しさがアップします。
まとめ
味噌玉は冷凍庫に常備しておくと心強い食品です。味噌は熱しすぎると香りが飛んでしまいますが、味噌玉はお湯を注ぐだけなのでそれもありません。香り豊かなお味噌汁が手軽に楽しめます。
お味噌汁は古くから健康に良いとされ、胃腸の調子を整えたり、体を温めてくれる食品ですので、なるべく食事に取り入れたいところです。ぜひ暮らしに取り入れて、健康的で豊かな朝を過ごしてくださいね。