「アイデアがまとまらない」「うまく自己分析できない」という方は「マインドマッピング」を活用してみてはいかがでしょうか?
マインドマッピングとは、自分のアイデアや知識などを、クモの糸のようにつなげて図解していく思考整理方法です。マインドマッピングによって言葉を分解することで、頭の整理ができたり、資料が作りやすくなるメリットがあります。
今回はそんなマインドマッピングの基本や無料で使えるサービスなどをご紹介します。ぜひ活用してみてくださいね。
仕事ができる人は使ってる!「マインドマッピング」
利用者多数!マインドマッピングとは?
マインドマッピングとは何?
マインドマッピングとは、言葉と言葉を線でつなげていく思考整理法で、「マインド(意識)」を「マッピング(地図化する)」という意味からなる言葉です。
クモの糸のように線でつなげていく様子は、脳の働きに近いといわれ、考えが表現しやすいのです。
マインドマッピングの基本の使い方は?
マインドマッピングの基本的な使い方としては、アイデアや知識の「連想・分解・整理」ができます。
具体的には、マップの中心にメインの単語やテーマを置き、そこから連想される言葉を出したり、それを構成する要素に分解する使い方が一般的です。また、言葉に優先順位をつけて頭の整理をすることもできます。
マインドマップは直感的で見やすいため、一人でもグループでも利用可能です。
マインドマッピングはどんな場面で使える?
先述したように、マインドマップは見やすいため、会議でのアイデア出しやプロジェクトの整理などに使えます。また、個人では企画や商品の案を作る際や、プレゼンで伝えることを整理する場面でも活用できます。
筆者は、転職時の自己分析にもマインドマップを活用していました。言葉を分解することで、自分では気づけない発見ができるのでおすすめです。
マインドマッピングのメリットは?
思考を分解・整理できる
マインドマッピングの最大のメリットは、考えを分解・整理できる点です。
何かを考えようとノートを広げた時、文章で書こうとしてもうまくいかないことはありませんか?そんな時は、単語でも良いのでとにかく浮かんだことを書いていくのがおすすめです。マインドマッピングを使えば、浮かんだ言葉同士をつなげたり、別の言葉へと発展させることでスムーズに考えがまとまりやすいです。
新しい気づきが得られる
マインドマッピングによって、今まで浮かばなかったことや思考の癖などに気づくこともあります。
マインドマッピングを続けていると、よく思い浮かぶ感情や言葉に共通点を発見することがあります。そして「自分はこんなことを大事にする性格なのか」といった気づきにつながります。
これは、本の感想や転職企業への志望動機をまとめる場合などに使えるでしょう。
プレゼン資料や履歴書が作りやすい
プレゼン資料や履歴書などの作成にも活用できます。マインドマッピングを使って情報を整理・整頓していくと、自然に説明の順序立てができます。そのため、思いついたことをそのまま資料にするよりも相手に伝わりやすくなります。
また、説明や資料でよく使う「5W1H」(いつ、どこで〜など)をまとめるのにも活用できますよ!
無料で使えるおすすめのマインドマッピングツール
Mindmeister
Mindmeisterは利用者が多く、人気のツールです。パソコンやスマホ、タブレットなど、あらゆるデバイスで一元管理できます。3枚までであれば無料で使うことができ、動きも軽いので、思いついた言葉をスピーディーに書き込んでいくことが可能です。
筆者も半年ほど利用していますが、デザインもカラフルで可愛らしく、使いやすいツールですよ!
参考:Mindmeister
XMind
XMindはシンプルかつ自由度が高いツールです。一般的な放射状のマップ以外にも、ツリー型やタイムライン型など、目的に応じた様々なデザインが選べます。
また、記入した言葉にまつわるリンクや画像などの捕捉情報を入れることもできるので、社内で共有するときにも便利です。
無料版と有料版がありますが、無料版で十分に活用できます。
参考:XMind
Coggle
Coggleは無料で何枚でも登録できるシンプルなツールです。Coogleの特徴は、直感的に操作し、見やすい点が挙げられます。1,600種類以上の絵文字を追加できるので、ジャンル分けをしたり、重要な所に印をつけたいときに便利です。PDFや画像としてダウンロードするのも簡単なので、資料にマップを貼り付けたい場合にも使えます。
参考:Coggle
まとめ
マインドマッピングは、頭の中を整理したり、アイデアを効率よく出すのに便利なツールです。また、今まで思い浮かばなかった言葉やアイデアが思いがけず出てくることもあります。
アイデアを生み出したり、自分の考えをアウトプットするのが苦手という人は、一度マインドマッピングを試してみてはいかがでしょうか。
思い浮かぶ単語をひたすら挙げたり、カラフルにまとめたりと、使い方は人それぞれです。ぜひ楽しんで使ってくださいね。