環境への配慮が叫ばれている昨今、ゴミを減らすことは重要です。しかし、おうち時間が長くなり、以前よりも家庭ゴミが増えてしまったという方も多いのではないでしょうか?
少しの工夫でゴミを減らせば、暮らしがもっと快適になるはず。そこで筆者が実践しているコツをご紹介します。ちょっとしたことからコツコツとエコな暮らしを実現しましょう。
エコに暮らそう!家庭ゴミを減らすコツ
家庭ゴミを減らすメリットとは?
環境にやさしい暮らしができる
ゴミを減らすことは環境に配慮した暮らしができるということです。
一人ひとりが、1日あたり紙クズ1つでも削減できれば、1年で膨大な量のゴミの削減に繋がります。
将来の自分達や次の世代のためにも、小さなことからエコを心がけたいところです。
においやゴミ捨てのストレスが軽減する
ゴミがたくさん溜まって困るのが、嫌なにおいや頻繁なゴミ捨てです。ゴミを減らせば、そういったストレスが軽くなり快適に過ごせます。
特に夏場は、ゴミのにおいが強烈ですよね。また、ゴミの分別や大きなゴミ袋を捨てにいくのも大変です。そんな負担を減らしたい人こそ、まずはその元凶となるゴミを減らしていきましょう。
節約につながる
ゴミを減らす暮らしをすれば自然と節約につながります。例えば食材を買うときも「こんなにたくさん必要かな?」と自分に問いただすことで無駄買いを抑えられます。また、使い終わったポリ袋は「何かに再利用できるかも」と気づけるようになり、新品のポリ袋を買わずにすみます。
節約を日頃から心がけるのは少し負担ですが、ゴミを減らすだけで節約になれば心も軽いですね!
今日からできる!ゴミを減らすコツ
何度も使えるアイテムを使う
使い捨ての商品はとても便利ですが、使い終わったら即ゴミとなってしまいます。そのため、ゴミを減らすためには使用を最低限にしたいところです。
そこで、何度も使えるアイテムを日頃から選ぶのがおすすめです。
筆者は使い捨てキッチンペーパーの代わりに、布地のふきんを使っています。価格はさほど変わらず購入でき、水洗いするだけで何度も使えるので快適です。お気に入りの道具を使うことで家事が楽しくなるというメリットもあります。
使い切れる量を購入する
ものを粗末にしないためにも、使い切れる量を考えて購入するようにしましょう。例えば、お肉や野菜などの生鮮食品や、保湿クリームなどの化粧品は、大容量の方が安く、ついつい手が伸びてしまいます。しかし、使いきれなければゴミとなり、古くなった食品や化粧品は体にも良くありません。
商品や状態にもよりますが、生鮮食品であれば1週間以内、化粧品であれば1〜2ヶ月程で使い切れるか見積もってから購入しましょう。
箱や袋、スプーンなどをお店でもらわない
お店でなんとなくもらっているものはありませんか?ゴミを減らすためには、断ることを意識してみましょう。
2020年からレジ袋が有料化しましたが、まだ無料でもらえるものはたくさんあります。例えば、新品の靴が入っていた靴箱やショップの紙袋、コンビニでもらう箸やスプーンなどです。これらは、持ち帰っても意外に使わないものが多いです。
本当に必要な分以外は、そもそも持ち帰らないことが重要といえます。
まだ使える!簡単に再利用できるもの
コーヒーかす
一見ゴミと思われても、実は再利用できるものがたくさんあります。例えば、コーヒーを淹れた後のコーヒーかすは、消臭剤として再利用することができます。
コーヒーかすには消臭や脱臭の効果があります。乾燥させて布袋や不織布に入れ、冷蔵庫やゴミ箱のそばに置いておくと、嫌なにおいを消してくれます。
コーヒーかすを再利用できるうえ、市販の消臭剤を買わなくてすむので一石二鳥です。
野菜の皮
処理が面倒だったり、生ゴミ臭の原因となってしまう野菜の皮ですが、実は栄養がたっぷり詰まっています。なるべく再利用しましょう。
筆者は、にんじんや大根の皮、かたいキャベツの芯などを細かく刻んできんぴらにしています。また、クタクタになるまで煮込んで野菜出汁をとるのもおすすめです。どちらも、野菜の栄養を余すことなく摂れるのでぜひやってみてください。
お菓子やパンの袋
すぐに捨ててしまうお菓子やパンのビニール袋は、よく見ると破れにくく、しっかりとした素材のものが多いです。そのため、ゴミ袋として十分に活用できます。
筆者は破れにくい特性を活かして、生ごみをまとめる袋として利用しています。湿っている袋は半日ほど乾かしておき、乾いたら専用のかごなどにまとめておくと使いやすいです。
まとめ
ゴミを減らすことは、地球にとっても自分の暮らしにとってもメリットが大きいです。ゴミと思っていても、見方を変えればまだ使えるものもたくさんあります。今回の記事を参考にして、できそうなものにチャレンジしてみてくださいね。
とはいえ、急にゴミの量を半分に減らすことは難しいものです。ストレスになってしまって継続できないなど、かえって逆効果になることもあります。できるところから少しずつエコを意識していきましょう。