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【遺品整理ガイド】自分でやる?プロに頼む?かかる費用と失敗せずに遺品整理を進めるコツ

遺品整理遺品整理は、亡くなった人の持ち物を整理することです。

一生に何度も経験するものではないため、遺品整理はどこから手を付けたら良いのか分からないという方も多くいます。

膨大な量の遺品に唖然とし、むやみやたらに廃棄もできず途方に暮れてしまう場合も。

またあとに残された方を思い、生前遺品整理を考えているという人もいると思います。

そのような方のために、本記事では遺品整理ガイドと題し、遺品整理の進め方や費用、遺品整理に苦労しない方法などを解説していきます。

遺品整理は自分でやる?プロに頼む?

そもそも「遺品整理」とはどんな作業?

「遺品整理」とは、亡くなった人の所有物を仕分け・処分することをいいます。

一般的に、親や親戚など、血のつながった人の所有物整理を指すことが多く、洋服や家具などの所有物だけでなく、遺産や重要書類、不動産の権利など、故人が生前に関わっていた物全てを整理します。

遺品整理をする時期に決まりはありませんが、四十九日法要の後や、百日法要の後などに行うことが多いようです。

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遺品整理の基礎知識

遺品整理の作業時間は?

一般的にワンルームマンションや平家住宅など、比較的小さな家であれば、1週間程度かかると考えておきましょう。

また、一軒家の場合は、2〜3週間程度かかることも多くあります。これはあくまで、集中して遺品整理を行なった場合です。

遺品整理にかかる時間は、家の広さや故人の所有物の量、作業人数などによって大きく異なります。

プロに頼むと、時間をぐっと節約することができますし、大きな家財などの回収サービスを行っているところもあります。

また、家が遠方にある場合や、数回に渡って行う場合は、半年〜1年以上かかる場合もあることを覚えておきましょう。

生前遺品整理

生前遺品整理は、遺品整理とは異なり、「本人が本人の物の整理を行う」ことです。

生前整理の目的は、あとに残された家族や親戚に遺品整理の負担を軽減するためです。

自分の所有物を

  1. 誰かに譲る
  2. 大事な書類等は別に分けておく
  3. 廃棄する

の3つに大まかにわけて行います。

譲るものは遺言書やエンディングノートに譲り先を記載しておくと良いでしょう。

重要書類や通帳など、遺族が扱いにくいものはまとめて一か所に。できるだけ分かりやすく細かい情報を記載しておくと安心です。

生前遺品整理もプロの業者に頼むことができます。

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一軒家まるごと遺品整理にかかる費用

自分で行う?プロに頼む?

自分で遺品整理を行う場合は費用が抑えれますが、プロに頼むよりも予想外の労力と時間がかかってしまいます

費用、労力、時間のバランスを考えて自分で行うかプロに頼むかを検討しましょう。

次項からは「自分で行う」「プロに頼む」双方の流れ、メリット・デメリットを解説していきます。

遺品整理を自分で行う

遺品整理を自分で行うメリット・デメリット

遺品整理は自分たちで行うか、プロの業者に依頼するかの2つの選択肢があります。

遺族である自分達で行うメリットは、故人の性格や思いを汲みとり、物品を柔軟に処理できることです。例えば、故人の親しい友人に引き渡すなど、破棄以外の対応もしやすいのがポイントです。また、費用が抑えられるのもメリットといえます。

一方、故人を思い出す物にふれることで、悲しみが込み上げてしまって精神的に辛くなったり、遺品を手放すのをためらってしまったりと、時間がかかってしまう可能性がある点がデメリットです。遠方であれば通うのに労力やお金がかかってしまうことも考えられます。

遺品整理を自分で行う際の費用

遺品整理を自分で行う際にかかる費用は、遺品の量にもよりますが平均5万円前後ほどと言われています。

ビニール袋や段ボールなど遺品をまとめる道具、そして遺品を運び出すトラックなどのレンタル料金も考慮する必要があります。




遺品整理を自分で行う流れ

1.遺言書やエンディングノートを確認する

遺言書やエンディングノートがあれば、遺品整理を始める前に確認しましょう。

「この物品は処分しないでほしい」「友人に渡してほしい」など、遺品の対応についての希望が書かれている場合があります。

故人の思いを尊重するためにも、まずは遺言を確認することが重要です。

遺言書やエンディングノートがない場合は、自分や家族に希望を伝えていなかったか、生前どのようにその遺品を扱っていたかなどを思い出して対応を考えていきましょう。

2.家族や親戚と対応を話し合う

次に、遺品の対応や整理のスケジュールについて家族や親戚と話し合う時間をとりましょう。

遺品の中には高価なものも含まれています。親族間の金銭トラブルを防ぐためにも、どのように分け合うかについて意見を合わせておく必要があります。

また、遺品整理は労力と時間がかかるため、親族で作業時間や作業スペースを分担するなど、手分けして行うのがおすすめです。

3.仕分けやゴミ捨てに必要な道具を揃える

遺品整理をスムーズに行うために、事前に道具を揃えておきましょう。

具体的には、ゴミ袋や遺品を仕分けるための段ボール、中身を書き記すための油性ペン、家具を解体するためのドライバーやペンチなどがあるとよいでしょう。加えてマスクや手袋、エプロンがあると安心です。

長年使っていないものを動かす場合には、ホコリが舞う可能性があるため、身体を守ることができます。

4.遺品を仕分けする

親族の話し合いや、道具の買い出しなどを終えたら、いよいよ仕分けを行います。

具体的にはまず、段ボールやポリ袋などを使い、「残しておくもの」と「破棄するもの」に物品を仕分けしましょう。その後、資産価値のある時計やアクセサリー、有価証券などは親族へ平等に分配(形見分け)していきます。

故人の通帳やクレジットカード、パスポート、運転免許証などの重要書類は誤って処分しないように注意しましょう。

5.不要なものは自治体のルールに従って廃棄する

仕分けの結果、破棄すると決めたものは自治体のルールに従って処分しましょう。

申し込みをして集荷に来てもらうパターンや、集積所に持ち込むパターンなど、自治体によってさまざまな処理方法があります。

また、洗濯機や冷蔵庫、テレビ、パソコン、ベッドなどの大型家電は、再利用やリサイクルができる場合もあります。家具・家電の買取業者やリサイクル業者に相談してみるのもおすすめです。

遺品整理をプロに頼む方法と注意点

遺品整理をプロに頼むメリット・デメリット

核家族化や少子高齢化に伴い、遺品整理を専門業者に依頼するケースも増えています。

プロに頼むメリットは、効率よく短時間で整理を終わらせられる点にあります。費用がかかるというデメリットもありますが、プロはあらゆる経験を積んでいるため、処理方法に困っている物品などにもスムーズに対応してくれます。

悪質な業者に依頼してしまい、トラブルになるケースもあるため注意が必要です。

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一軒家まるごと遺品整理にかかる費用

遺品整理業者の探し方

遺品整理業者はネットで検索することで簡単に見つけることができます。

業者を選ぶ際は、「遺品整理士」の資格を持ったプロが在籍していることを確認しましょう。

資格を持たずに営業している会社もあるため、信頼できるかどうかの判断基準にもなります。またできれば、ホームページなどに口コミや実績などのデータを載せている業者を選ぶようにすると悪徳業者を避けることができます。

遺品整理業者一覧
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遺品整理業者に依頼する流れ

遺品整理を業者に依頼する場合は、まずホームページ経由や電話で問い合わせを行い、現地調査のアポイントを取ります。

その後、業者が実際に整理をする自宅を訪問し、家具の量や質、資産価値のあるものの量などから、作業費用を見積もります。

見積もり金額に納得したら、契約し、作業を行い、支払いを行なって完了となります。

なお、現地調査を行わずに電話口で契約を迫る業者は、作業後に高額の作業費用を請求してくる悪徳業者である可能性もあるため、なるべく契約しないようにしましょう。

遺品整理業者の価格相場

遺品整理を業者に頼む場合、価格相場は約5万円〜30万円程です。この費用には遺品の仕分けや廃棄、簡易掃除などが含まれています。

部屋の広さや遺品の量によって作業人数や作業時間が増えると、それに比例して料金が高くなっていきます。

ハウスクリーニングや害虫駆除など、特殊な道具や作業が必要なものは、オプションとして別料金になっていることが多いです。

見積もりの際には、どんな作業が金額内に含まれているのか確認しましょう。

遺品整理をプロに頼む際の注意点

先述の通り、悪徳業者と契約しないように注意しましょう。

作業後に多額のオプション料金などを請求された、物品を雑に扱われた、などのトラブルがないよう、慎重に業者を選ぶことが大切です。

ホームページ内に口コミや実際の遺品整理の様子、スタッフや代表者の名前などを載せていない場合は、悪徳業者である可能性があります。執拗に営業されても一旦冷静になり、他の業者を探すのがおすすめです。

どこの業者にするか悩んだら

遺品整理を行っている業者はたくさんあります。そのため、どこの業者に頼んだらよいか迷う方も多いでしょう。

どこの業者にするか悩んだら、遺品整理業者の一括見積もり・検索サイト【みんなの遺品整理】(公式サイトはこちら)を利用してみるのも一つの手です。

みんなの遺品整理では全国220社以上の業者から無料で一括で見積もり依頼ができます。(掲載数は日本最大級)

すべての掲載企業が遺品整理のプロである遺品整理士が在籍し、廃棄物処理の法令順守しています。

サイト上でサービスや料金で、比較検討することも可能。 ※孤独死などで必要な特殊清掃、空き家の整理にも対応しています。

まとめ

亡くなった大切な人のためにも、遺族のためにも、遺品を丁寧に整理することは重要です。

あとに残された家族が、遺品の扱いで困らないようにエンディングノートや遺言を残す、生前に遺品整理を行うこともできます。

プロに依頼すれば、費用はかかりますが、効率よく整理でき遺族の負担を減らすことができます。

どこの業者にするか悩んだら、遺品整理業者の一括見積もり・検索サイト【みんなの遺品整理】(公式サイトはこちら)を利用してみて下さいね。




  • この記事を書いた人
ナビゲ管理者RUI

RUI

好奇心旺盛・猫びいきなアラフォー世代。 毎日の生活から将来のことまで色々と調べたり、書いたりすること、そして読書が趣味です。 普段は主婦兼ライター、そしてミニマルに暮らすことをライフスタイルとしています。

-将来への備え

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