「リフレッシュしたい」「新しい趣味が欲しい」という方は、ハイキングに挑戦するのはいかがですか?往復1時間半ほどで登れる山もあり、ちょっとした気分転換や運動にピッタリです。
とはいえ、始め方については不安が多いですよね。
今回は、登山歴3年の筆者が、ハイキングの安全な始め方についてお伝えします!具体的な服装や持ち物、初めてのハイキングにおすすめのスポットなどをご紹介するので、参考にしてくださいね。
自然の中でエネルギーチャージ!ハイキングの始め方
気分転換にも!ハイキングのメリット
ストレス発散になる
自然のなかで思い切り体を動かすことで、開放的な気持ちになり、ストレス発散になります。キツい斜面を登っていると、あれこれ考える余裕がなくなります。日々の不安や嫌なことが自然と忘れられ、心地よいです。
また、早起きして家を出たり、苦労して山頂に登る体験を通して、達成感も得られます。自己肯定感も高まるのでおすすめです。
運動不足解消になる
忙しい毎日では、どうしても運動不足になりがちですよね。とはいえ、ジムに通ったり、ランニングは続かない…。そんな方は、ハイキングで運動不足を解消してみてはいかがでしょうか?ハイキングは全身を使うため、消費カロリーが高いのです。
デジタルデトックスになる
山はスマホの電波が繋がりにくい場合が多くあります。そのため、ネットやSNSから一旦離れてリフレッシュする「デジタルデトックス」がしやすいです。
筆者が山に登る際は、スマホをなるべく開かないようにしています。情報がたくさん詰まったスマホに触れない時間を作ることで、頭がスッキリします。草木の緑色は、疲れた目も癒してくれますよ!
新しい趣味やコミュニティが作れる
ハイキングは趣味としてもおすすめです。山に登ること自体にはお金がかからず、体にも良いため、ぜひ定期的に行って、自然の四季を感じていただきたいです。
また、ハイキングは複数人で行くほうが安全なため、「山友達」を探している人も多くいます。社会人向けのサークルもあるので参加するのもおすすめです。新しい出会いがあり視野が広がります。
ハイキングの具体的な始め方
ハイキングに必要な服装は?
ハイキングでは、汗をたくさんかきます。そのため、ポリエステルなど化学繊維のTシャツを着用するのが適切です。綿は乾きにくいため、汗冷えしてしまいます。
往復時間が短い山であれば、ユニクロやワークマンなどのスポーツウエアも十分使えます。
また、靴は履き慣れたものを選びましょう。足裏への負担が軽くなるよう、靴底が厚めのランニングシューズなどがおすすめです。
ハイキングに持っていくべき持ち物は?
天気に関わらず、以下のグッズは持っていくようにしましょう。
- カッパ(上下分かれているものが望ましいです)
- 防寒具(薄いダウンやフリース)
- タオル
- 水(1L程度)
- 昼食、おやつ
- 救急セット
昼食やおやつは、山頂のお店で買える場合もありますが、休業することもあるため、持参するようにしましょう。
ハイキング初心者の方が注意すべき点は?
難易度の低い山であっても、無理は禁物です。特に注意すべき点は以下です。
早めの行動を意識しましょう
山は日没が早いため、15時前には下山完了するよう計画します。
天気や、適した服装を十分確認しましょう
山は標高の影響で、街よりも気温が低く天気が変わりやすいです。街の天気が良くても、防寒具や雨具を持参しましょう。
ゴミは持ち帰りましょう
山にはゴミを捨てる場所がありません。小さなゴミ袋を持参するのがおすすめです。
初めてのハイキングにおすすめの山
初心者向けの山の選び方は?
ハイキング初心者の方は、まず標高1000m前後、標高差500m前後の山を探してみましょう。標高差とは、登山口から頂上までの標高の差を指します。次に、1〜3時間で往復できるコースを選ぶと良いでしょう。
上記のような条件に合う山は危険箇所が少なく、人も多いので道に迷いません。普通レベルの体力であれば比較的簡単に登ることができます。
初心者におすすめの山-東日本編
東日本でおすすめの山は以下です。
- 高尾山(東京都)
- 筑波山(茨城県)
- 大山(神奈川県)
上記はどれも片道90分程度で山頂に着き、絶景が見られます。また、ロープウェイなども利用できるので、体力に自信がない方も安心です。
初心者におすすめの山-西日本編
西日本でおすすめの山は、次の通りです。
- 六甲山(兵庫県)
- 弥山(広島県)
- 剣山(徳島県)
上記はどれも、美しい海や街並みが楽しめる山です。筆者のおすすめは、新緑の季節に登ることです。海の青色と、草原の緑色のコントラストが美しいです。
まとめ
登山はストレス発散や運動不足解消にぴったりの活動です。初心者でも楽しめる山はたくさんあるので、天気の良い休日に挑戦してみてはいかがでしょうか。綺麗な景色や、澄んだ空気を取り入れて、ココロもカラダもリフレッシュしましょう。
ただし、無理をすると危険な場所になってしまうのも山の特徴です。今回の内容を参考にして、しっかりとした準備や無理のない行動をしてくださいね。