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【火災保険の節約術】良い火災保険の選び方と保険料を安く抑えるコツとは?

火災保険月々固定費である火災保険はできるだけ予算を削って安く抑えたいものです。固定費はどうしても膨らみがちで、今月もしっかり支払うことができるのか心配になりますよね。

そして火災保険と併せてよく話題にのぼり、最近では加入率も右肩上がりの地震保険ですが、どこの会社で加入しても同じ保険料とご存知ですか?

つまり、火災保険の見直しで火災保険+地震保険の総費用を抑える事ができるんです!

火災保険を見直したい方や新たに加入予定の方へ、保険料の節約術や保険を選ぶ時の重要ポイントについて解説していきます。

毎月の出費を抑えたい方は必見です!参考にしてみて下さいね。

火災保険は必要?地震保険はどうする?

火災保険でできること

火災保険と聞くと火事だけを補償するものと思われがちですが、実はそうではありません。火事以外にも落雷や雪による損害の補償などもしてくれます。

また、意外に知られていないのがマンションなどでの水漏れや破損、盗難も補償してくれる場合が多いことです。

そして同じ火事でも、地震による火事や津波は地震保険の補償対象であることが多いので、注意しましょう。

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火災保険の補償内容一覧

損害の種類 損害例
火災、落雷、破裂・爆発 ボヤなどを含む火災、落雷、ガス漏れなどによる破損・爆発による損害
水災 暴風雨、豪雨、台風などによる高潮、洪水、土砂崩れなどによる損害
風災、雹災、雪災 強風、ひょうやあられによる損害、豪雪の際に起こった事故や雪崩などによる損害
水漏れ 給排水設備の故障、他人の部屋で生じた事故による水漏れ損害
盗難 家財の盗難、それに伴う窓ガラスや鍵などを含む建物の損害
物体の落下・飛来・衝突 飛び石や車が建物に突っ込んできたなどの建物外部からの衝突に生じた損害
破損や汚損 庭でゴルフをしていたらボールが当たって窓が破損など、突発的な事故により生じた建物や家財の損害
集団行動などによる暴力行為 破損行為、暴力行為など集団行動により生じた損害

故意による火災、重大な過失による火災や建物の経年劣化による火災の場合は補償されないので注意しましょう。

地震保険でできること

火災保険では、地震による損害、そして地震が原因となった津波による損害等を補償することができません。

特に地震が起こりやすい地域に住んでいる場合は地震保険に加入し、地震による損害に備える必要があります。

地震保険は国が関与している保険(地震保険に関する法律に基づき運営)であり、どこの地震保険を選んでも同じ内容・保険料設定となっています。

地震保険では、建物や家財の損壊状況により、地震保険金額の30%~100%の保険がおりる仕組みとなっています。

地震保険の注意点

補償対象外のケースは以下の通りです。補償対象はもちろんですが、補償対象も知っておく必要があります。

  • 住居以外の建物
  • 地震等が発生した次の日から10日後に発生した建物の損害
  • 建物の損害が一部損以下の場合(家財全体の時価額の10%未満)

地震保険のニーズ

地震保険のニーズは年々増加しており、現在では単独でも加入することができる「地震補償保険」という保険もあり、関心の高さがうかがえます。

火災保険料を抑えるコツ4つ

とくに賃貸マンションなどでは、物件を借りる際に火災保険も指定されている場合が多いですよね。筆者自身も火災保険を自分で選んでもいいという発想がなく、いつも言われるがまま加入していました。

そのまま加入するのもいいですが、保険料を抑えたい場合や補償内容を見直したい場合は、管理会社/大家さんに自分で選んだ保険に加入してもいいかを確認してみましょう。

火災保険料を少しでも抑えたいという方は以下の4つのコツを参考にしてみて下さい。

1.保険料をまとめて払う

保険会社により、保険料をまとめて支払うことができる場合があります。まとめて支払うと若干の割引きがあり保険料を抑える事ができます。

引っ越しなどで転居する場合は、解約時に残っている期間の保険料は返金される場合がほとんどです。

2.特約を見直す

特約を細かくチェックせずに、とりあえずで付けておくといつの間にか費用がかさんでしまいます。例えば、マンションの場合低階層であれば水災は必要ですが、最上階の場合水災は必要ないと考えてもいでしょう。

契約内容をしっかりと確認することが大切です。

3.保険期間を長期に

長期保険(5年、10年など)設定がある場合は、長期で設定しておくと保険料が安くなる傾向にあります。

4.自己負担額を設定

補償に自己負担額を設定すると、保険料を抑える事ができます。少額でも自己負担額を追加するのも保険料を安くする一つの手です。

また、更新時にこのままの保険でいいのかを考える習慣をつけて。火災保険に限らず、保険の見直しは固定費の節約には欠かせません。

見直しには一括見積りが便利

火災保険会社は数多く、選ぶのがまず第一難関となってしまいがちです。

そんな時に便利なのが一括見積もりサービス。火災保険販売の会社名を知らずとも、一気に複数の保険を比較することが可能となります。

例えば、大手企業のSBIホールディングスが提供する【インズウェブ火災保険一括見積もりサービス】(公式ページはこちら)なら、最短3分の入力項目で、複数の保険会社から火災保険の見積もりを取ることができます。

現在の保険料と同じ金額でより充実した補償内容の火災保険を見つけられるかもしれません。保険料を節約したい方は活用してみることをお勧めします。

火災保険が役立つ3つの場面

火災保険がどんなときに役立つかを具体的に解説します。今入っている火災保険がどんなものに適用されるのかを知っておくことで、何かトラブルが起こったときに補償の申請漏れを防ぐことができますよ。

壁や床の修理が必要になった場合

例えば賃貸物件で、壁や床に家具をぶつけるなどして破損してしまうことがありますよね。

キズの修理や壁の張り替えが必要になった場合には、火災保険が役立ちます。

しかし、故意に傷をつけた場合は補償対象にならないことが多く、補償の範囲は保険会社によって異なります。

家具の買い替えや修理が必要になった場合

雷や水漏れなどにより、家具や家電が故障してしまった場合、補償してもらえる場合があります。

保険の種類によっては、子どもが家具を壊した場合なども適用になることがあります。

それを知らないで自分たちで家電を購入し直してしまうこともあるかもしれないので、補償内容をよく確認しておくと損せずに済みそうですね!

近隣の人の迷惑を被った場合

自分や家族ではなく、お隣さんなど近隣の家で火事や水漏れが起こった場合、お隣さんに修理費などを請求することはできない場合がほとんど。

しかし、火災保険に入っているとそういったトラブルの場合も補償が受けられます。自分や家族の身を守るためにも、加入しておくと安心です。

火災保険

火災保険を自分で選ぶときのポイント3つ

保険はややこしいと、苦手意識がある方もいるのではないでしょうか。見るべきポイントがだんだんわかってくると、選ぶのがスムーズにいくかもしれませんね。

ここでは、火災保険を自分で選ぶ前に知っておきたいポイントについて紹介します。

管理会社や大家さんに確認する

火災保険の会社を強制的に指定して加入させるのは違法なので、不動産屋さんや管理会社に確認すると、多くの場合は指定の火災保険でなくてもOKな場合が多いでしょう。

すでに火災保険に加入している場合は、更新のタイミングで見直すようにしましょう。

保険料が安くおさまる場合も

住んでいる地域によって、保険の選び方を変えてみてもいいでしょう。例えば近くに川や海がある場合は、洪水などによる被害の補償があるものを選んでもいいかもしれません。

必要のない場合は水災の補償がないものを選んでその分、支払う金額が安いものを探してもいいでしょう。

加入する時期や契約期間に注意

賃貸マンションの場合、火災保険の契約期間は1~2年のものが多いですが、今契約している保険がいつまでの契約なのかを確認してから新しく契約しましょう。

誤って契約が重複してしまうことがあれば、保険料を損してしまうことにもなります。

また、数年以内に引っ越しをする可能性がある場合は、長期の契約には注意しましょう。

まとめ

火災保険について解説してきましたが、家の床や壁以外にも家具の補償が受けられることは知らなかった方も多いのではないでしょうか。補償対象の内容を知らずにいれば、トラブルが起きたときに保険料を受け取ることを忘れてしまうことにもなります。

今入っている保険の内容の確認と、保険会社を定期的に見直す習慣をつけることで無駄な出費を抑えることにもつながるはずですよ。

火災保険を選ぶときには管理会社への確認や契約期間に注意して、自分にピッタリの種類の保険を選びましょう!




  • この記事を書いた人
ナビゲ管理者RUI

RUI

好奇心旺盛・猫びいきなアラフォー世代。 毎日の生活から将来のことまで色々と調べたり、書いたりすること、そして読書が趣味です。 普段は主婦兼ライター、そしてミニマルに暮らすことをライフスタイルとしています。

-将来への備え, 蓄える・投資

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