キャッシュレスの時代には、もはや必需品と言ってもいいクレジットカード。たくさんの種類がありますが、普通の買い物をするだけでお得な特典を受けられるものも多くあります。せっかく作るなら、自分に合ったお得なクレジットカードを選びたいもの。
そこで、クレジットカードを選ぶポイントをご紹介します。自分の生活や使い方に合ったクレジットカードを選んでくださいね。
今さら聞けない、クレジットカードのおトクな選び方とは?
知っておきたい、クレジットカードの専門用語
還元率
カードを選ぶ際に、年会費に次いで重視する人が多いのが「還元率」です。
還元率とは、「利用金額に対して得られるポイントの割合」をいいます。
一般的に、還元率は1%程度が多く、たまったポイントは買い物やカードの支払いに充てられるものがほとんどです。
国際ブランド
国際ブランドとは、世界中で利用できるクレジットカードのブランドです。
具体的には
- Visa
- JCB
- Mastercard
- American Express
- Diners Club
の5つが大きな国際ブランドです。なお、最もシェア率が高いのはVisaとなっています。
参考:https://www.smbc-card.com/nyukai/magazine/knowledge/6brand.jsp
【目的別】カード選びでチェックすべきポイント
毎日の買い物や生活費の支払い
たまるポイントの種類は何か
頻繁にカードを利用するなら、使いやすいポイントをためることが重要です。
例えば、楽天カードでたまる楽天ポイントは楽天系列の通販やサービスで使え、イオンカードはイオン系列のお店で使えます。
ためたポイントを気軽に使えないともったいないので、暮らしに合ったものを選びましょう。
特典やキャンペーンは受けられるか
会員向けのお得な特典やキャンペーンも見逃せません。プレゼント特典や新規入会キャンペーンなどは多くのカード会社で用意されています。
しかし、その大きさや条件は会社により大きく異なります。入会するだけで10000円近くのキャッシュバックを受けられることもあれば、様々な条件をクリアしないといけない場合もあるので丁寧に確認しましょう。
引き落とし日はいつか
毎月の支払いの引き落としタイミングが意外と重要になることもあります。カード会社により月末や月初、毎月15日など、引き落とし日は異なります。
節度あるお金の使い方をすることが前提ではありますが、大きな買い物をした際にヒヤヒヤしないよう、お給料などとの兼ね合いをみて適切な引き落とし日を設定しましょう。
出張や旅行付帯保険の内容や条件
カードによっては付帯保険がついています。国内外問わず、移動やホテル宿泊時のトラブルに備えられるため、付帯保険の有無は必ず確認しましょう。
補償内容は様々で、例えば、海外旅行時のケガや盗難、カードの紛失などに対応してくれます。カードを持っているだけで適応されるのか、支払いをした場合に適応されるのかなど、条件が異なるため公式サイトなどを確認してみましょう。
マイル制度や空港のラウンジ利用などの優待はあるか
頻繁に飛行機に乗る場合、マイル制度やラウンジ利用の優待は重要なポイントとなります。マイルで航空券を買ったり、普段の買い物に利用できるなど非常にお得です。会員限定で空港ラウンジが利用できるサービスもあり、移動前の充実した時間を過ごせます。
カードで航空券をよく買うなら、JALカードやANAカードなど航空サービスが充実したカードを選ぶのがおすすめです。
どの地域や国でも使いやすいか
地方出張や海外旅行などに行く場合は、行き先でカードが使えるか確認しましょう。地域によってはVISAしか対応していなかったり、国によってはJCBが使えなかったりと、困ることがあります。
意外と盲点ですが、事前に使える地域をチェックすることは大切です。一方で、ブランドの異なるカードを複数もつなどの対策もできます。
カード選びの決め手!?あると嬉しい+αのサービス
電子マネーやETC機能
カードによっては、SuicaやEdyなどの電子マネーやETC機能がついた「一体型」があります。一体型のメリットは、持ち歩くカードの数を減らせる点や、出費管理がしやすい点です。
また、カード利用でためたポイントをコンビニなどで電子マネーとして利用できるなど、柔軟に使えるのも魅力です。電子マネーやETCを別に管理している人は、まとめるのもよいでしょう。
電話やチャットでのサポート
カードはスキミングと呼ばれる不正な情報の抜き取りや紛失、破損のリスクが伴います。そんなトラブル発生時に頼りになるのが、カード会社のサポートデスクです。
大手のカード会社をはじめとして、24時間連絡できるサービスもあります。いざという時のサポート体制が整っているかも重要なポイントです。
まとめ
クレジットカードを選ぶポイントはたくさんあり、何を重視するかは人それぞれです。自分はカードで何を支払うのか、どこで使うのかなどを考えてから契約するとよいでしょう。また、お金を守るという面では、サポート体制や保険などの充実度合いも重要です。
カードをおトクに使えると、今まで買えなかったものが買えたり、行きたいところに行けたりと生活の幅も広がります。自分の暮らしや使い方に合ったカードを選んでくださいね。