ときめく「おうち時間」をあなたへ

【中小消費者金融で借りる】借入前に知っておきたい基礎知識!

お金を借りたいけど審査に落ちてしまった方、いませんか?

中小消費者金融

大手の有名な消費者金融に申し込んで、そこで無理だと「まともな手段では借りられないのかな…」などと勘違いしている方が一定数います。

そんな方に一度検討して欲しいのが、中小の消費者金融業者です。

今回は、中小消費者金融の特徴を解説していきます。

 

中小消費者金融で借りる

中小消費者金融とは

消費者金融として、有名なのは以下の4社です。

  • アコム
  • プロミス
  • SMBCモビット
  • アイフル

4社は大手消費者金融と言われます。

 

ただ、実際に貸金業の登録を受ける業者は全部で1600以上あり、上記4社はごく一部にすぎません。

(参照日本貸金業協会月次資料)

 

上記4社以外の消費者金融業者を中小消費者金融業者と言います。

 

極端な話、4社の大手消費者金融に審査落ちしても、他の業者なら通る可能性はあるわけです。

 

審査基準の違い

大手と中小で審査基準に違いはあるのでしょうか。

結論から言えば、どの消費者金融業者も最低限の基準以外は明らかにしていません。

そして、その最低限の基準は大差ありません。

  • 未成年者は保護者の同意があっても不可
  • 安定的な収入がない方は原則不可

このどちらかに引っかかる方は、大手でも中小でも借入NGです。

ただ、これ以外の審査に関しては各社非公表ですので、業者によっては通る可能性もあります。

 

審査内容

一般論として、大手消費者金融業者は機械的な審査が多く、中小の方が柔軟だと言われます。

これは、大手4社が全てメガバンク系列で知名度も高く、申し込みも多いからです。

申し込みが多いほど審査が機械的になり、過去に少しでも問題があった方(延滞など信用情報にキズがついてしまった方)は落ちる可能性が高くなります

 

一方で、中小消費者金融業者は「現在の返済能力」を重視する傾向があります。

信用情報

信用状は内容により5年程度残ってしまいますが、人によってはそこから立て直し、安定的な収入を得て返済能力が十分に回復していることもあるのです。

このような「過去に問題はあったものの、現在は十分な返済能力がある」方を中小消費者金融業者は柔軟に審査し、通すことがあります

 

消費者金融業界は、大手が知名度とメガバンクの全国サービスを利用して便利で迅速な借入、返済方法を提供する一方、中小はまともに戦っても勝ち目がありませんので、審査の柔軟さなど特色を出しながら生き残りを図っています。

消費者金融業者も借りる人がいなければ利益が出ませんので、返せる方なら貸したいのが本音です。

あなたが「返せる方」なら借りられる可能性もあります。

 

金利や借入限度額の違い

金利や借入限度額に違いはあるのでしょうか。

サイトによっては「借入限度額が違う」と記載しているものもありますが、実際は借りる人によります。金利も大手が安いということはなく、これも借りる人の信用度によって変わる話です。

 

日本には貸金業法による総量規制や上限金利が存在し、近年は法改正により借りる側が不利な状況におかれないように保護しています。

 

総量規制

総量規制とは、年収の1/3までしか借りられないという規制です。

消費者金融は貸金業者ですので、貸金業法の規制が適用されます。

 

上限金利は金額によって変わりますが、

  • 10万円未満:年20%
  • 10~100万円未満:年18%
  • 100万円以上:年15%

上記のように定められます。(参照日本貸金業協会)

大手でも中小でも、上記の規制は全く同じです。

 

そのため、大手より中小の方が結果的に大きな金額を借りられる場合もありますし、金利面も大手と中小で大差ありません。

 

中小消費者金融で借りるメリット

大手と中小で大きな差がない消費者金融ですが、その中で中小消費者金融を選ぶメリットもあります。

 

過去に問題があった方でも審査に通る可能性がある

過去の信用情報がキズついていても、今の返済能力を証明できるものがあれば審査が通る可能性はあります。中小の消費者金融の中には、電話で詳細をヒアリングした上で信用度を見極めて貸してくれる業者もあります。

 

大手と異なり希望金額を一気に貸す傾向がある

信用度次第ですが、中小は大手と異なり、最初に50万と決めたら50万融資をして返済に入る例が多いです。

 

大手の場合は、最初に小額で融資を認め後々増額審査を経て追加融資していく傾向があるようです。

大手消費者金融は即日審査のサービスもありますし、年収がある程度以上あって過去に問題がなければ比較的容易に増額も認められる傾向にあるので、「借り癖」がつきやすくなります。

最初が小額なので、尚更気軽に借りてしまいます。

 

中小消費者金融の場合、最初に借りてしっかり返していくという習慣がつきやすいです。

自分にけじめをつけて返済していくという覚悟は、持ちやすいでしょう。

 

中小消費者金融と闇金の違い

とはいえ、中小消費者金融業者は無名の所が多く、たまに闇金と勘違いする方がいます。

結論から言えば、中小でも大手でも貸金業の登録を得て営業していますので、貸金業者として登録がなされていれば全く問題ありません

 

一方で、闇金は闇の名の通り、貸金業としての登録を受けていません

そのため上限金利や総量規制などお構いなしで、場合によっては審査もなしで借りられますが、10日で1割(トイチ)などという違法な金利を取り立ててきます。

 

いくらお金に困っているとはいえ、闇金にだけは絶対に関わってはいけません。

闇金を見分ける方法は簡単で、

  • 「審査なし」などの誰でも借りられそうな誇大広告がある
  • 貸金業者の登録がないor虚偽の番号が書かれている

この2点のどちらかに当てはまる業者は闇金の可能性が高いです。

貸金業者の登録内容は、金融庁の登録貸金業者情報検索入力で検索することができます。

参考登録貸金業者情報検索入力ページ

 

前述の通り、中小消費者金融でも大手消費者金融でも審査は必ずあります

 

甘い言葉に騙されないようにしましょう。

 

中小消費者金融

 

まとめ

ここまで中小消費者金融について解説してきました。

利便性や多様なサービスでは大手に及ばない面も多いですが、その分きめ細かく対応してくれるのが中小消費者金融の魅力です。

 

大手消費者金融では縁がなかった方も、中小消費者金融なら借りられる場合もあるかもしれません。思い切って相談してみましょう。

 

 




  • この記事を書いた人
ナビゲ管理者RUI

RUI

好奇心旺盛・猫びいきなアラフォー世代。 毎日の生活から将来のことまで色々と調べたり、書いたりすること、そして読書が趣味です。 普段は主婦兼ライター、そしてミニマルに暮らすことをライフスタイルとしています。

-家計・ファイナンス

© 2024 ナビゲスタイル