カードローンをなかなか借りられず、審査に自信が持てない方もいるかと思いますが、審査に落ちるのには必ず理由があります。
まずは審査に落ちた原因をしっかり把握し、どこに気をつけるべきかを明確にしましょう。また、どこでなら借りられる可能性が自分にあるのか把握することが大切です。
これまで不合格続きだった方も、次回は合格する可能性が十分にありますよ。
カードローン審査で見られているポイント
カードローンの審査では、主に以下のポイントがチェックされます。
スポンサーリンク
年齢と職業
申込者の年齢や職業が、金融機関の定める基準に合っているかが確認されます。年齢が高すぎる場合や、安定した収入が見込めない職業だと、審査に不利になることがあります。
収入と返済能力
安定した収入があるか、返済能力が十分かどうかが重要なポイントです。年収、勤務先の規模や勤続年数などがチェックされます。自営業やフリーランスの場合、収入が不安定とみなされることがあるため注意が必要です。
信用情報
信用情報機関に登録されている個人の信用履歴が審査されます。過去にローンやクレジットカードの支払いで延滞があった場合、審査に悪影響を与えることがあります。信用情報の内容については、誤魔化しや訂正は絶対できません。良くない記録を自力で消す術はなく、一定期間経過して記録が消えるまで待つしかありません。
借入状況と総量規制
すでに他の金融機関から借り入れている額や件数も重要です。借入が多すぎると、新たな融資を受けるのが難しくなることがあります。総量規制を超えた金額は賃金業者から借りれません。この規制により「年収の1/3以上の金額は借りれない」と制限され、多重債務者の発生を防いでいます。
勤続年数と雇用形態
勤続年数が長いほど、安定した収入が見込めると評価されます。また、正社員かどうか、契約社員や派遣社員の場合は審査が厳しくなる傾向があります。
居住年数と住居形態
同じ住所に長く住んでいる場合、信用度が高いと見なされることが多いです。持ち家か賃貸かも審査に影響することがあります。
家族構成と扶養状況
扶養家族が多いと、返済に回せる余裕が少ないと判断される場合があります。
カードローン審査に通らない時 - 試すべき5つの対策
1. 審査に柔軟な金融機関を選ぶ
銀行や大手消費者金融は審査が厳しいため、ブラックリストに載っているとほぼ審査に通らないでしょう。しかし、中小規模の消費者金融では、柔軟な審査を行っているところもあります。これらの金融機関は、個別の事情を考慮し、ブラックリストに入っていても融資を検討してくれる場合があります。
2. 借入額を減らす
申込時の借入額を減らすことで、審査に通りやすくなることがあります。高額な借入は審査のハードルを上げるため、まずは少額の借入を申し込み、その後必要に応じて追加で借りることを検討してみましょう。
3. おまとめローンを利用する
複数の借入がある場合は、おまとめローンを利用して借入を一本化することで、返済負担を軽減し、審査に通りやすくなる可能性があります。おまとめローンは金利が下がることもあり、返済計画を立て直すのに役立ちます。なお、おまとめローンについては総量規制の対象外です。「除外貸付」と言われ、法律でも認められています。
4. 信用情報を改善する
信用情報に延滞や滞納の記録がある場合、審査に通らない原因になります。過去の信用情報を見直し、滞納があれば早急に解消することが重要です。また、クレジットカードの利用を抑え、信用情報を良好に保つ努力も大切です。
5. 収入と支出を見直す
収入を増やすか、支出を減らすことで、返済能力を高め、審査通過の可能性を上げることができます。副業を始めたり、不要な支出を削減することで、審査に有利な状況を作りましょう。また、転職を考えるのも一つの手段です。
これらの対策を実施することで、カードローン審査に通る可能性が高まります。
それでも借りられない人が頼るべきところとは?
上記の対策でも借りれそうにない人の場合でも、借入が可能な金融機関はいくつか存在します。ただし、以下の点に注意が必要です。
質屋やリースバック
物品を担保にお金を借りる質屋や、自宅を売却しても住み続けるリースバックという方法もあります。これらの方法は、信用情報に依存せずに資金を調達できる手段です。
家族や友人からの借入
金融機関での借入が難しい場合、信頼できる家族や友人からの借入を検討することも一つの手段です。ただし、返済に関してはしっかりとした計画を立て、誠実に対応することが大切です。
公共機関の支援
自治体や社会福祉協議会が提供する緊急小口資金や生活支援の制度もあります。これらの制度は、特定の条件を満たせば無利子や低利での融資が受けられるため、相談してみる価値があります。
ソフトヤミ金
一部の貸金業者はブラックリストに登録されている人を対象に、正式な登録をせずに融資を行うことがありますが、こういった業者は非常にリスクが高く、法外な金利や違法な取り立てが行われることが多いです。このような「ソフトヤミ金」には絶対に手を出さないようにしましょう。
ブラックリストに入っている場合でも、慎重に選んで適切な方法で資金調達を行うことが重要です。無理な借入を避け、返済計画を立ててから行動することが大切です。